Windows10をアップグレードできない問題の解決
概要
- Windows10の1909から21H1へのアップグレードに失敗していたが,
.Net Framework 3.5
を無効にすると成功した C:\$WINDOWS.~BT\Sources\Panther\setuperr.log
を見て原因を突き止めた
経緯と解決方法
Windows 10のアップデートをしていると
デバイスに重要なセキュリティ修正プログラムと品質修正プログラムがありません。
と表示されるようになった. どうやら,Windows 10 バージョン1909のサポート期限が切れたことが原因らしく, アップグレードが必要らしい.
そういえば,以前からアップグレードのメッセージがきていたが,アップグレードボタンが表示されなかったような. Windows 10 Upgrade Assistantを使ってみる. だが,失敗する..
空き容量の問題かと思って増やしてみる. だが,失敗.
ISOを使うと成功するかと思いディスクイメージをダウンロードし,マウントして実行.
最後まで進んだように思ったが,最後の最後でコンピュータに対する変更を元に戻しています
と言われ,
インストールに失敗する.
そして,
0xC1900101 - 0x30018
SYSREP_SPECIALIZE操作中にエラーが発生したため、インストールはFIRST_BOOTフェーズで失敗しました
というエラーメッセージが出る. 色々検索して,ウェブ上にある解決方法を試してみたが,どれもだめだった.
結局トータル10回くらい試行錯誤したが,
C:\$WINDOWS.~BT\Sources\Panther\setuperr.log
のログメッセージを見て解決した人がいて,読んで見る.
すると,
Error CSI 00000b9f (F) Generic Command ErrorCode: 80004005 Executable: WFServicesReg.exe ExitCode: 2147500037 Phase: 38 Mode: Install (first install) Component: NetFx35CDF-CDF_GenericCommands
というメッセージが.
NetFx35
は.Net Framework 3.5
のようだ.
これが悪さをしているみたい.
Windows10 + .NET Framework 3.5で問題が起きている人がいたので,
関係ありそうだと考え,とりあえず無効にして再挑戦.
すると最後までいけた.
ログをもっと早くみておけば良かったな. 誰かの参考になれば幸い.