2008-11-07
■ 稲毛から赤坂へ
今日は赤坂プリンスホテルで,奨学金を頂いている,伊藤謝恩育英財団の研修会だ. 今回の東京旅行('08 11/6-11/10)の第一目的が,これなのだ.
友人宅を出発し,スーツで赤坂へ. 毎年,この研修会には理事長初め,色々な来賓の方がいらっしゃる. 以前は,前文部科学大臣が来て下さったりと, 第2回研修会は,第1回研修会と同じくらい,かなり貴重な体験だ.
西船橋駅で昼食をとり,移動. 余談だけど,関東では運賃は一般に「私鉄<JR」なのね. 関西は逆. 特に地下鉄の安さには,最初びっくりしたよ.
■ 研修会
今回の研修会は, 第1回が奨学生同士の交流をメインテーマとして行われ, ディスカッションなどがなかったので, 去年・一昨年と違って,第2回では発表するものがない. そこで,講師の先生に講演をしていただくことになった.(後述)
そのため,事前準備は特に無いので,いささか気が楽ではあるのだが, 新たに実行委員へのサプライズを企画していたので,少々,いやかなり忙しかった.
■ サプライズ企画の準備
実行委員は奨学生の中から有志がなり,研修会の企画を行う. 毎回,かなり以前から用意してくれていて, おかげさまで,いつも楽しい研修会を過ごすことができた. そこで,実行委員への,手紙と花束のプレゼントを行おうということを,企画してみた. 事前の奨学生への通知を行ったり,メールの確認などを行うのに,色々と大変ではあったけど, それと同時に,実行委員はもっと忙しいことをしてくれたんだなと思い,つくづく感謝の念を抱いた.
■ ホテル到着
ホテルに到着. 本当なら,日帰りですむ行程なんだけど, 折角東京に行くので,何泊もする. 冬着ということもあってかなり大きな荷物を提げながら,クロークへ移動. そして,会場へ到着.
研修会開始前に,この企画の実行に協力をお願いした奨学生とともに,奨学生から手紙を集める. こっそり集めるのって,意外と難しいものだ. 交通費補助受領書とか書いたり,そんなこんなで,定刻に.
■ 講演
講師はティム芦田氏で,演題は「ボランティア活動とあなた」. 非常に感銘を受けた. メモを取っているので,箇条書きで簡単にまとめておく.
- 氏の名前について
- 日本生まれの日本育ち
- 本名は4音節だが,アメリカ人は3音節以上の名前は覚えてくれない
- 名前を覚えてもらなければ,話は始まらないので,こう名乗っている
- この名前の命名者は,誰だか分からない
- 長年使っていて,昔の名で呼ぶのは小学校の友人や家族ぐらい
- 氏のアメリカとの関わりについて
- 若いうちからアメリカへ,家族とともに行った
- 学生としての滞在だったので,就労許可を取った
- 沢山勉強した
- 学費を納入しようとすると,窓口で誰かが学費を払ったと言われた
- そのようなことが何回もあった
- アメリカ人に共通すること
- 自由を求めて,契約精神を持ち,自分の意思でアメリカに来た
- どれにもあてはまらないのが,African-American
- 土台はキリスト教
- キリスト教の精神
- shareとbear
- 他人と共有(share)できるものを何も持っていない人はいない
- 他人の負っている(bear)ものを助けてあげれないことは無い
- 「金銀は与えられないが、私の持っているものを与えよう」
- 「右手が善行をするときは,左手に気付かれぬように」
- 人からの評価を気にして,善行をしないように
- shareとbear
- ボランティア
- 以前は「余裕がある人がする」と考えられていた
- アメリカ人は,自分自身の自発的意思でし,大げさにとらえず,している
- 例え,小さなことでも,一人一人が自分ができることの何かをすればよい
■ 懇親会
引き続いて懇親会. あまり,他の人と話す余裕は無く,企画のために用意をする. 一応の準備ができたので,お寿司をいただく. もうね,(゜Д゜ )ウマー.
■ 企画
そして企画. 無事に,渡せた. 殆んどみんな知らなかったらしく,とっても喜んでくれていた. よかった,よかった.
■ 呑み会へ
こうして,研修会が終了し, ホテルから移動し,奨学生同士の呑み会へ. OB会である雅会の会合も開かれるらしい.
多くの奨学生が参加していた. あまり多くの人とは,喋れなかったけど,楽しかった. 機会は中々少ないけど,これから,もっと多くの奨学生と,喋っていきたいな.
■ 二次会へ
近くで呑み. 終電までいることに.
■ 終電で先輩宅へ
終電で先輩宅へ. 結構遅い時間まで終電があるんだ. 池袋から移動. 前から聞いてはいたが,かなりの好物件. 23区だし,(東京的には)破格の家賃だし,広いし. ゆったり,させてもらう.
■ 喋る
夜遅くまで喋る. 沢山,話した.