2009-03-14 [Sat]

東京へ

今日は東京で修了式があるので,朝早く起きる. 10:30集合なので,5時前に起きて準備. 東京は近いと思っていたが,こう感じてみると遠いかな. 新幹線は2時間半かかるので,飛行機をうまく使えたらもうちょっと時間短縮できたかな. (飛行機と新幹線は,実はあまり価格が変わらない)

早稲田大学の隣の,リーガロイヤル東京へ行く.

品川 早稲田

伊藤謝恩育英財団

私はこの3年間,伊藤謝恩育英財団というところから,奨学金をいただいていた. 飛び級で進学するため,学部奨学生の資格を喪失するため,今月で奨学金は終了となる. この財団は,イトーヨーカードーの創立者,伊藤雅俊氏が社会へのお返しにと,設立された財団である. 月額6万円の給与奨学金というのは,その他の奨学金と比較してもかなり高額である. この奨学金にお世話になっていたのは,もちろんだが,その他色々と,非常にお世話になった.

この財団の特徴は,単に奨学金の給付を行っているだけではないということだ. 財団の理念には「ご縁を大切に」というものがあり,その理念の下で,奨学生同士の交流を図って頂いた. 研修会が年に数回あり,例年9月11月にある. 奨学生主体の研修会で,人生・学問など様々な面で非常に勉強になり,楽しいものだ. (尤も,奨学生が企画するスタイルは,設立以来という訳でなく,諸先輩奨学生の尽力によって行われるようになった) 年に数回しか会う機会のない仲間だが,その分すぐ打ち解けられるし,再会したときの喜びはひとしおだ.

この財団のおかげでの大学生活だったと言っても良いと思う. 本心で,そう思う.

確かに,学部奨学金は今月で終わりなんだけど,頂いたご縁がある. それはある種奨学金以上に貴重なもので,そして,それは終わりがない. だから,学部奨学生としての身分が終わるということが,今ひとつ自分のことのように感じず,変な気持ちだ.

修了式

今日は財団の修了式. リーガロイヤルホテル東京で.

理事長より

理事長の挨拶は,ご縁を大切にし,社会・世界に還元して欲しいといったお話. 深く心に刻みたい.

その後,理事長から手渡しで修了証書・最後の奨学金・記念品を頂く. 記念品に,立派な印鑑を頂いた. 雅会(OB会)から入会記念品として,キーホルダーを頂いた. また,卒業アルバムもいただいた. これは修了生有志が作成してくれたものだ. 作成にあたって,貴重な時間を割いてくれたことを,感謝したい.

印鑑 雅会記念品 式次第・アルバム・修了証書 奨学金

お食事

お食事も頂いたんだけど,フランス料理のフルコース. フォアグラって初めて食べたよ.(後日聞くまで,あれがフォアグラって分からなかった) フランス料理なんて,どんなものなんだろうって思っていたけど,全部おいしかったです.

さて,私の席なのだが,正面テーブルということで,すごい方ばかりだ. まず,ヨーカードーを創立された,伊藤雅俊理事長. 隣の席の方は 林雄二郎先生. 無知により,先生の経歴を存じ上げなかったのだが,1969年に情報化社会を予見された方らしい. というか,日本において「情報化社会」という言葉を提唱したのは林先生のようだ. その他,元文部事務次官の三角哲生先生や, 元富士通宇宙開発推進室,日本女子大客員教授の遠山嘉一先生 (遠山敦子 元文部科学大臣の夫である) など,普段ではお話することのできない方々とお話しできた. 帰宅後,このように同席させて頂いた先生方について調べると,自分がいかに素晴らしい席を頂いていたかを痛感する.

謝辞・送辞・祝辞

修了生が謝辞を順に述べていく. また,合同で「贈る言葉」を歌った. 同期の(私は1年早く修了する)Yから送辞,OB会会長からの祝辞.

激励の言葉

大野先生から,激励の言葉. 「あおいくま」のお話.

記念撮影

最後に,記念撮影

院奨学生面接

詳細は割愛.

大塚・新宿

Yと先輩と合流して,大塚のマクドでお話. その後,新宿高島屋でちょっと買い物.

新宿高島屋

夜食

Y宅へお邪魔になる. 今日一日は,朝早かったのと,ずっと緊張していたのとで,くたくただ. だた,お風呂を頂いて,かなり回復した. 近くのスーパーで買ったお寿司を一緒に食べる. 色々喋って,楽しかった. この縁,本当にありがたい.

寿司 刺身

就寝

気持ちよく,寝る.

本日のツッコミ(全5件)
ふっさん (2009-06-20 [Sat] 19:22)

こんにちは。
私は現在高3生です
伊藤謝恩育英財団の
1次審査を通過したのですが,
2次のアドバイスを
おねがいします

shirayu (2009-06-21 [Sun] 03:01)

まずは,1次通過おめでとうございます.
2次自体はそこまで"厳しく"ないと思いますし,
ある程度の準備は必要であるにせよ,にわかの対策でなんとかなるものだとは思いません.
変に気張らずに,「誠実に」受け答えなさるとよいと思います.
本当にこの財団はお金のことのみならず,色々とお世話になり本当に感謝しています.
志望校にも合格され,来年お会いできることを楽しみにしています!!

マーフィー (2009-06-28 [Sun] 12:02)

はじめまして、shirayuさん(・ω・*)
マーフィーと申します。
私も伊藤育英財団の奨学生に志願しているのですが、
面接がどのようなカタチで進んでいくのか
詳しく教えて頂きたく、コメント致しました。
宜しく御願い致します!(´∀`)ノシ

shirayu (2009-06-29 [Mon] 15:37)

はじめまして,マーフィーさん.
僕が受けた当時の面接は,2段階面接でした.
1段階目は,グループ面接で,与えられたテーマについてグループ面接をします.
2段階目は個人面接で,主に志願書を基に面接があります.
いろいろと準備されていると思いますが,自分の思っていることをちゃんと伝える,という姿勢で面接に望めばよいと思います.
ぜひ,来年お会いいたしましょう!

マーフィー (2009-06-29 [Mon] 21:33)

こんばんは(・*・)お返事拝読しました。
とっても参考になりました!本当にありがとうございます。
グループ面接では、社会問題についての討論になるのでしょうか(と予想して時事ネタに強くなろうと四苦八苦しておりますw)?今から緊張してしまいます(汗)
それでは、来年shirayuさんの後輩になれるよう(笑)、精一杯頑張ります!(*´∀`*)♪