2010-04-14

特待生キックオフミーティング

今年の新特待生は3人で,そのうち2人はもう既に知り合いという.

今まで他研究室で博士課程(D)に進む知り合いがまったく居なかったのだが, 今日久々に話した所,同期の特待生は進学を決めたようで, Dに進む同期が出来て嬉しい. 色々なDの方が既に書いていてある通り, このような相手というのはすごく貴重なものだと思う. 去年度は,殆ど特待生同士で会うということは無かったんだけど, 今年はこの繋がりを強めていければ嬉しいなあ.

断定的な話はできないので,詳細について書くのは避けるが, 予算の問題で,特待生制度が結構ギリギリらしい. 奨励金だけはとにかく確保して頂けるそうだが, 研究費については未定で,今後の研究費の拠出も未定とのことで, 今後の学内の予算折衝次第のようだ.

この件について意見を書くのは現時点では自粛するが, 各特典は入学時に特待生募集要項に明記されており, それを見て入った学生,特に新しく入ったM1の人には,入って急の寝耳に水である. 予算裁定される方には,どうかご高察の上,ご配慮願いたい.

研究会

mamorukさんとmasayu-aさんの発表.

ドメイン

近いうちに,ちゃんとした名刺を作ろうと思うのだが, そこに載せるアドレスを,どうせなら格好良いものにしようと思って,ドメインを取得. ウェブページもhayashibe.jpに移転した.

jpドメインはgTDLよりも高く年額3000円ほどかかり,取得する必要性も全くないのだが, まぁ終身的に使えるし,趣味というか好みの一環と思えば良いかなーと. そちらには,オフィシャルな情報を載せていきたいと思う. 今はまだプロフィールしなかいけど, 業績とかバシバシ載せられるようになりたい.

研究

迷走気味. なんか,調べる対象の焦点が定まっていない. 俯瞰してみるか.

本日のツッコミ
mamoruk (2010-04-16 [Fri] 00:00)

大学院教育GPは年度の決まった予算であり、昨年度で終了する予算だったので、本来はそのページへのリンクが今年度もあるのが間違っているのだと思います。そこは広報の仕事だと思うので、特待生に関する情報が入り次第更新します。。。(予算を裁定される方の責任ではありません)

研究費に関しては、CICPが始まる前から存在した制度ですが、特待生のプロジェクトがうまく行ってないのであれば、仕方ないのかなと思います。

勉強ができるどうかで選抜する(特待生)より、プロジェクトがおもしろいかどうか、やる意味があるかどうかで選抜するCICPのほうが、うまく行くプロジェクトが多いのは当然ではありますが、それにしても(自分も含め)諸先輩方の特待生のプロジェクトの評価が低かったせいでしょうし、責任は感じます。。。

プロジェクトを無視しても、特待生に選抜され、かつ最優秀学生賞に選ばれた人を見れば、特待生が期待するほど活躍しているかというとそうではないことが分かります。本当は最優秀学生賞もらう人全員が特待生でもおかしくないくらいの支援を受けていると思うのですが。

特待生に期待されることといえば、開発で言えば未踏/未踏ユースくらい、研究でいえば学振取るくらいできなければだめで、学業(=勉強)ベースの選考ではいけないのだと思っています。日本学生支援機構の奨学金の免除規定を見ると、はっきり「いくら勉強ができても評価しません」「課外活動するくらいなら研究やって国際会議/ジャーナルで発表してください」という色が鮮明ですし、それくらいメッセージをはっきりしないとだめだろうと思うのです。

もっとも、お金があるのであれば、ああいう支援制度はとても学生にとっては貴重なので、ぜひやってもらいたいなとは思います。要は費用対効果なので、お金は無限にあるわけではないし、お金をもらった人が継続的に成果を上げないと、打ち切られるのは仕方ない、ということです。

shirayu (2010-04-16 [Fri] 00:01)

コメントありがとうございます.
全国的な予算削減の流れの中,研究費を頂く以上は,相当の成果を出さずには継続は難しいのでしょうね.
私自身も顧みて責任を感じない訳ではありません..
しかし,特に可哀想だと思うのは新M1で,募集時に明言して採用された以上は,採用期間内はどうか継続をお願いさせて頂きたいところです.

mamoruk (2010-04-20 [Tue] 19:45)

過去の情報を見て期待(誤解)する人が出ないよう、情報科学研究科のサイトから過去の特待生ページへのリンク等削除されているかと思いますので、ご確認ください。(まだ残っているところもあるかもしれませんが)

shirayu (2010-04-20 [Tue] 20:16)

コメントありがとうございます.
確認いたしました.

mamoruk (2010-05-01 [Sat] 11:37)

今年の学生募集からはプロジェクトに関する記述も削除することになったようですね。研究費がないのにやれというのは横暴なので仕方ないですが……。

やっぱり、問題は特待生のパフォーマンスがよくないことであって、これまでなんとか続けてこられたのは、それまでの特待生は予算もあったし、まだなんとか成果を挙げていたから、と……。お金をもらったらちゃんと結果を出さないといけないし、予算をつける側の責任ではなく、期待に応えられなかった側の責任でしょう。(成果があればまだディフェンスできても、成果がなかったらディフェンスのしようがない)

ちなみに、特待生の選抜をしているのは入試担当の人で、入ってから特待生の面倒を見ているのは教務担当の人なので、そこがずれているのも問題です(そんな内部的な話、内部の人以外知ったこっちゃないのでしょうが、けっこう縦割りなんで……)。今年度の新 M1 の人たちは、これまでと違って本当に優秀(!= 勉強ができる)な人以外取らなかったみたいなので、新 M1 で選ばれた人たちは期待できそうです。