2010-12-01 赦し,赦される

小規模実験マシン

実験も勢いがついてきて,色々とプログラムを回している. 研究室にもCPU32コア,メモリ256GBという大規模なマシンが5台あって, 他にも中規模なマシンがあるので,普段はそれで事足りているのだけど, もっと並列で動かしたいなと思って,浅原さんが以前おっしゃってた大学の共用マシンを使ってみることに.

使い方がよく分からず試行錯誤していたけど,なんとか使い方が分かった. とりあえず240並列(!)で動かしている.数日後には終わりそうだ.

アーミッシュ

アドヴェント*1だからというわけではないが,アーミッシュについての話を. 詳しくはリンク先を読んでほしいが,

アーミッシュは電気を使用せず、電話等の現代において一般的な通信機器は家庭内にはなく、
原則として、現代の技術による機器を生活に導入することを拒み、
近代以前と同様の生活様式を営む。

というアメリカの人たちだ.

そして,その村で起きた事件についても,ぜひ読んでほしい. アーミッシュの村で児童5人を殺傷した事件の話だ.

この話には非常に心を動されてしまった. 言葉にまとめようとしても,うまくまとまらない. アーミッシュの生き方に学ぶところは大きい.

誰かを"完全に"赦すというのは,人間にはできないことだ. 憎しみや怒りの気持ちを生まないようにするというのも無理なことだ,罪深いことに. しかし,それらを持ちつづけるのではなく, できる限り赦すという方向へ心を持っていこうと思った.

人を赦し,自分も赦されよう. 心に,平和の砦を築こう.

*1 クリスマス前の4週間の期間をさす