2011-01-17 修論をらくらく書く方法

修論をらくらく書く方法

修論を書き始めよう,ということで環境の構築. LaTexで書くんだけど,色々と省力化したい.

自動でコンパイルする

Omakeを使う. 詳しくはこちら

OMakefileは下記.

LATEX = platex
DVIPDFM = dvipdfmx
DVIPDFMFLAGS = -p a4
BIBTEX = jbibtex_utf8.sh
LaTeXDocument(main, main)
main.dvi: main.bib
.DEFAULT: main.dvi main.pdf
.PHONY: clean
clean:
        rm *.aux *.log *.fls *.dvi *.pdf
.SUBDIRS: src

jbibtex_utf8.shは後述するが,jbibtexを呼び出すシェルスクリプト.

自動でdviビュアーを更新する

xdvi  -watchfile 1 main.dvi

で1秒間隔でファイルの更新をチェックしてくれる

Mendeleyとの連携で参考文献リストがらくらく作れる

論文の管理にMendeleyを使っているんだけど, bibファイルの自動出力機能があるらしいので使ってみる. Option画面から設定できる. ただし,出力されるファイルの文字コードはUTF-8.

今ぼくが使っているLaTexは少し古くてEUCが標準*1. そこでEUCに変換するシェルスクリプトを書く.

BIB=~/library.bib #MendeleyのBibファイルが出力される場所
nkf -e ${BIB} |perl -pe "s/ and /, /g" > $1.bib
jbibtex $1

これをPATHの効いた場所に置く.

perl -pe "s/ and /, /g"

の場所は,お好みで書き換えてもらえば結構だ.

これで,Mendeleyで設定したCitationKeyでtexファイルから引用することができる.

*1 texliveならUTF-8が使えるらしいが,この時期に環境をリプレイスするのは避けることにした

さぁ書くぞ!

これで,かなり快適に論文を書けるようになった. 中身も自動で執筆してくれたら嬉しいんだけどな(^^;)

本日のツッコミ
junta-m (2011-01-17 [Mon] 22:50)

自動でpdfまでやって,okularで開いとけばファイルが更新されると開き直してくれるよ?xdviもそうだったはず(遠い記憶).

kumapan (2011-01-17 [Mon] 23:19)

dvioutで出しとけば勝手に更新されるんではー?

shirayu (2011-01-22 [Sat] 14:07)

>jumta-m
okular見た目かっこいいですね.ただフォントがうまく表示できませんでした..

>kumapan
ふだんubuntu使ってるんよ〜