今後の意気込み

日本語文法勉強会を始めた

前々から読もう読もうと思っていて,通読したことがなかった本の1つに, くろしお出版の 現代日本語文法シリーズ がある.

このシリーズは@taku910さんのtweetで知ったのだが, 全巻買ってあったのだ.

任意の勉強会として呼びかけたんだが, 結構多くの学生さんが参加してくれて嬉しかった.

色々なことが一段落した今, 学生さんと一緒に勉強していきたいと思う.

第1回の今日は私が担当した. 用意した資料は,本の記述を簡単にまとめただけだが, ここに置いておく.

今後の意気込み

振り返りは以前書いたので意気込みを書きたいと思う.

@niamさんが

とつぶやいてらしたが,よく分かる.

振り返れば,修士課程や博士課程の時にもっとちゃんと勉強しておけばよかったと思う. だけど,大学院行って英語の必要性に迫られて泣きそうになりながら向かい合ったのと同様に, "失敗"してみて本気になって取り組むこともある. にんげんだもの.

新しく黒橋研究室に移るにあたって,

と思っている.

もちろん,学生ではないので,プロジェクトの一員として しっかり成果を出すことが求められているのは重々承知だ.

だけど,自分の気持ちの持ちようとしては, 大学院に入学したての素人のような純粋な気持ちで, 自分の興味にしたがって,いろんなことを知って,楽しみたいと思っている.

一応5年間の経験はあるわけだから, 今度は「素人発想、玄人実行」できると思う.

私の進路選択2013

以前の日記にも書いたけど, D3の秋まで,卒業後具体的にどうするかが, 決められずにずいぶん苦しんだ.

業績をD2の段階でちゃんと出せている人は, 博士のための「けものみち」就職活動ガイド が参考になると思うんだけど, 全然そうじゃなかったので,

D3の春先から夏ごろまでは起業しようと思って,チームを組んでみたり,商工会議所のセミナーへ行ったりもした. だけど,博士論文を書きつつ,起業したり進路を考えるのは,自分には体力的・精神的・時間的にも 無理だと悟ったので, もうちゃんと論文を書いて卒業して,それからゆっくり考えようと10月末に思った.

ちょうどその時に現在のポジションの公募の案内をいただいたので, これだけ応募して,ダメだったら本当に卒業してから考えよう,論文に全力投球しようと考えた.

さらりと書いたけど,この決断をするのは尋常じゃないくらいのストレスだった. 本当に辛かった. さすがに,結果を頂くまで,論文が手につかない日もあった.

卒業後に(しかも当時は卒業できるかどうかも不確定だった)間髪開けずに働き始めないといけない, と,無意識下でやっぱり考えていたので, 多くの人と違う道になりうることを覚悟するには, さすがに相当の気合が必要だった.

だけどこうして,研究を続ける環境を,卒業後にすぐ幸運にもいただいたので, まずは, できるだけやってみようと思う.

別に「大学の研究者」というのに固執しているわけではないので, ダメそうだったら別の道にチャレンジすれば良いと思っている.

人によっては,適当な考えだなあと思われるかもしれないが, たぶん,その方が結果的に良い成果につながると,思っている.